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お盆について


初盆の迎え方 (宗派、地域の風習により多少違います)
8月1日の灯籠はじめ(とぼしはじめ〉までに灯籠を飾り、精霊棚(おしょろいだな)を組み飾りつけをします。
お菓子やお茶、お花等を供え、お線香を炊けるように準備をします。

   

13日の夕方にお墓の前や玄関先で"迎え火(麻がら)"を炊いて祖先の霊を迎え入れます。

自宅、又は墓地などに招来旗(すがり旗)などを掲げます。
13〜15日間には御霊具膳、お菓子、お茶、旬の野菜(きゅうりの馬やなすびの牛)等を供えます。

   

お盆の明け(15日)の夕方には、再び祖先の霊を浄土に無事に送れるようにお墓の前や玄関先で
"送り火(麻がら)"を炊いて送ります。

8月末には、寺院や墓地、地域の浜等で盆灯籠を燃やし供養します。



盆灯篭について

お盆には、故人やご先祖様が迷わずに帰ってこれるようにと 提灯や灯籠を
自宅に灯し飾るならわしがあります。

その中で初盆を迎える家庭では、故人の戒名が書き込まれた白い紙で作った
灯篭を飾ります。この白い灯籠はお盆が終わると自宅の前や墓地、菩提寺な
どで燃やして供養します。

見性寺、禅蔵寺、満願寺、臨江寺の檀家については、それぞれの寺院にて
初盆用の灯籠が準備されているので別途注文する必要はありません。

令和5年度 配達予定日   盆灯籠 ¥30,000
7月25日  北灘地区
7月26日  下灘地区
7月27日  岩松地区
7月28日  清満・御槙・畑地地区
7月29日  宇和島地区

精霊棚(おしょうろいだな)について
昔はどの家庭でも毎年、縁側に飾りお盆に祖先の霊をお迎えする特別な祭壇でした。

上の棚
◆精霊棚の周りに竹の笹を飾り四隅に4〜11枚の旗(施餓鬼旗)を飾"結界"(結界とは神仏が降りてくる神聖な領域という意味)
◆棚の上段にはご先祖様や故人の位牌を安置します。
◆御霊具膳、お花、お団子、お茶、白湯などを供えてお線香を炊けれるようにします。
◆手前に三枚のお皿を準備してお水、洗米、を供えます。お盆の三日間は、お米を中央のお皿に少しずつ移し竹の笹にお水を濡らし移したお米の上にたらして混ぜお供えします。
◆"なすびの牛"や"きゅうりの馬"などを作って飾ります。これらは、この世とあの世との往復に祖先の霊が使う乗り物として考えられて、足が速い馬に乗って早く帰ってきて、足の遅い牛の背に乗ってゆっくり帰っていくようにと願いが込められています。
◆その他、果物、菓子、故人の好物などを供えます。

下の棚
  ◆精霊棚の下の段には、お皿に旬の野菜などのお供え物をしたり、外御膳(お皿にご飯、煮物、漬物など)を供えます。
(匂いのきついもの、ニンニク、しょうが、ねぎ等は避けます。)
 
下の棚は、自分達が生きていく上で犠牲になり命を失ったもの(家畜や魚等)への供養の棚で餓鬼(迷える仏)達がご先祖様達の供えものに手をつけないように、また成仏してもらえるための棚です。

   

近年の精霊棚(おしょろいだな)

昔ながらの上記の精霊棚は、組み立てるのが大変で場所をとります。ですので最近では法要祭壇を利用した略式の精霊棚をかざる家も増えています。 基本的な考え方は昔ながらの精霊棚と同じです。

右記の精霊棚は、挙c村商店でお盆の間(7月末〜9月1日頃まで)レンタルすることがでいます。

レンタル料金 ¥13,200

弊社 スタッフがご自宅にお伺いして設置、片付けを執り行います。
7月10日頃までに注文、ご連絡をください。
(レンタルの数に限りがあります。)

施餓鬼旗は菩提寺より頂くものです。(使わない地区、宗派もあります)
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